実家の売却で後悔しないか不安。迷ったまま売ってはダメなのですか?

実家の売却で後悔しないか不安。迷ったまま売ってはダメなのですか?

結論:実家の売却で後悔しないか不安なまま、迷いながら売ろうとするのはダメではありません。迷うのは、実家を大切に思っている証拠です。ただ、迷いの中身が分からないまま売ると、あとで「やっぱり」と思いやすくなります。私なら、何に迷っているのかを書き出し、思い出の品と家族の気持ちを先に整えてから、納得して売るかどうかを決めます。

【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること

  • 実家を売ることの、何に迷っているのか
  • 売る前に、家族でそろえておきたい気持ちと材料
  • 売る・残す・しばらく待つ、それぞれの考え方

代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。「売るかどうか、まだ決めていない」という方も大丈夫です。

こんにちは。一般社団法人 士業会 代表理事の松本 淳一です。「どうしてダメなのですか?」シリーズでは、相続でよくいただく疑問に、私の考えをそのままお話ししています。

今回の疑問は「実家の売却で後悔しないか不安。迷ったまま売ってはダメなのですか?」です。親が亡くなり、実家を相続した。だれも住む予定はないし、管理も大変。売るしかないと頭では分かっている。でも、生まれ育った家を手放したら、あとで後悔するのではないか。実家の売却で後悔しないか、という不安は、とても多くの方が抱えています。不動産の仕事に40年近く携わってきた私が、この疑問にどう答えるかをお話しします。

実家の売却で後悔しないか迷うのは、ダメではありません

はじめにお伝えしておきます。迷いながら実家のことを考えるのは、まちがいではありません。

迷うのは、実家を大切に思っているからです

何十年も家族が暮らした家です。柱のきず、庭の木、台所のにおい。簡単に手放せないのは当たり前です。迷う気持ちは、実家と親を大切に思っている証拠です。

迷いがあっても、売ると決める方はたくさんいます

迷いがまったくない方は、ほとんどいません。迷いながらも、家族で話し、納得して売った方もたくさんいます。大切なのは、迷いをなくすことではなく、迷いの中身を分かったうえで決めることです。

それでも、迷いの中身を確かめずに売らない理由

私が「迷いを書き出してから」とお話しするのは、実家の売却で後悔する方の多くが、「何に迷っていたか」を確かめないまま売っているからです。

後悔のもとは、お金より気持ちのことが多いです

「もう少し高く売れたかも」という後悔もあります。でも、私が長年見てきた中で多いのは、「思い出の品を片付けきれなかった」「兄弟とちゃんと話さないまま決めてしまった」という気持ちの後悔です。お金のことは比べられても、気持ちのことはあとから取り戻しにくいものです。

だれかに急かされて決めると、後悔が残ります

「早く売らないと値段が下がる」「今がいい時期だ」と言われて、気持ちの整理がつかないまま決めてしまう。会社には会社の立場があり、早く進めたい事情もあります。でも、決めるのはご家族です。急いで売ることについての考え方は相続した実家、すぐ売ってはダメなのですか?でもお話ししています。

売ったあとは、もとに戻せません

実家は、一度売ったら買い戻すことはまずできません。だからこそ、売る前の時間を大切にしたいのです。

まず、何に迷っているのかを書き出す

私が相談を受けたときに、ご家族と一緒に書き出すことを表にまとめました。自分の迷いがどこにあるか、確かめてみましょう。

よくある迷い その中身 売る前にできること
思い出がなくなる気がする 家そのものより、思い出を残したい 写真を撮る、残す品を選ぶ
親に申し訳ない 親の思いに背く気がする 親が生前に話していたことを家族で思い出す
もっと高く売れるかも 値段に納得できていない 家の値打ちの見方を知り、比べる
兄弟がどう思うか 家族の気持ちがそろっていない 同じ材料を見て、もう一度話す
いつか使うかもしれない 将来の住まいの見通しがない 残した場合の手間と費用を書き出す

思い出は、家と分けて残せます

家そのものを残せなくても、写真を撮る、柱のきずを写す、思い出の品をいくつか選んで持ち帰る。思い出を残す方法はいろいろあります。売る前に、家族みんなで実家に集まる日をつくる方もいます。

残した場合のことも、書き出しておきます

「いつか使うかも」と迷うなら、残した場合の手間と費用も書き出します。売る場合と残す場合を同じ紙に並べると、気持ちが少し整理されます。損か得かだけで決めない比べ方は実家を売るか残すか、損か得かだけで決めてはダメなのですか?でまとめています。

家族の気持ちをそろえてから決める

実家の売却で後悔しないためには、自分の気持ちだけでなく、家族の気持ちも大切です。

兄弟それぞれの「迷い」も聞いておきます

自分は売ってもいいと思っていても、兄弟は迷っているかもしれません。兄弟それぞれが何に迷っているかを聞き、同じ紙に書き出しておくと、あとで「聞いていなかった」となりにくくなります。

決める日を、少し先に置いてみます

「次の法要のときに決めよう」というように、決める日を少し先に置くと、それまでのあいだに気持ちが整うことがあります。急がなくていい事情なら、時間も大切な味方です。名義や税金のことで急ぐ必要があるかどうかは、先生に確かめておきます。

私なら、こう進めます

では、松本ならどうするか。一つの考え方としてお話しします。

まず、迷いを言葉にしてもらいます

私なら、まず「何が一番気がかりですか」とお聞きします。思い出なのか、お金なのか、家族のことなのか。言葉にするだけで、迷いの大きさがはっきりすることがあります。

売る・残す・しばらく待つ、を並べます

売る場合、残す場合、しばらく待つ場合。それぞれの手間と費用、家族の気持ちを並べて比べます。家の値打ちや売れる見込みは、私の長年の経験からお伝えします。

納得してから、次の一歩を決めます

家族みんなが納得できたら、売るにしても残すにしても、次の一歩を決めます。名義を整えることは司法書士の先生に、売ったあとの税金のことは税理士の先生に確かめながら進めます。

士業会では、こんなふうにお手伝いします

士業会は、違う専門の仲間がワンチームになって、一人の相談者の問題を一緒に考える団体です。

まず代表の私、松本がお話を伺います

士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認します。実家の値打ちや売る・残すの考え方は私の長年の経験から、名義や税金のことは先生方に確かめながら、一緒に整理していきます。

売ることを前提にしません

私たちは、実家を売ることを前提にしません。ご家族が納得できる道を、一緒に考えます。「売るかどうか、まだ気持ちが決まらない」という段階でも、気軽にお話しください。

よくある質問

実家を売って後悔する人は多いですか?

後悔のもとは、お金より「気持ちの整理がつかないまま決めた」ことが多いと感じます。迷いの中身を書き出してから決めると安心です。

思い出の品は、どうすればいいですか?

売る前に家族で集まり、残す品を選んだり写真を撮ったりする方が多いです。急がずに、家族みんなで向き合う時間をつくりましょう。

売るのを急いだほうがいいと言われました。

急ぐ事情があるかどうかは、ご家族によって違います。名義や税金で急ぐ必要があるかは、先生に確かめてから決めましょう。

兄弟は売りたいと言いますが、私は迷っています。

何に迷っているのかを言葉にして、兄弟にも伝えてみましょう。同じ紙に書き出すと、話し合いがしやすくなります。

売らずに残すと、どんな手間がかかりますか?

見回りや草刈り、税金の支払いなどがあります。残した場合の手間と費用も書き出して、売る場合と並べて比べましょう。

まだ売るか決めていなくても、相談していいですか?

はい。決める前の段階こそ、一緒に整理する時間です。お電話やフォームからのご相談も受け付けています。

まとめ

実家の売却で後悔しないか不安なまま、迷いながら考えるのはダメではありません。迷うのは、実家と親を大切に思っている証拠です。

ただ、迷いの中身が分からないまま売ると、あとで後悔が残りやすくなります。だから私なら、何に迷っているのかを書き出し、思い出の品と家族の気持ちを先に整え、売る・残す・しばらく待つを並べてから、納得して決めます。

「売るべきか、まだ気持ちが決まらない」という段階でも大丈夫です。まずはお話をお聞かせください。

違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。

一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一

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