相続不動産

相続した不動産の売却査定は何社に頼む?金額以外の比べ方

結論:査定は、何社かに頼んで比べるのが安心です。ただ、比べるのは金額だけではありません。私なら、査定額の高さより、「質問にどう答えてくれるか」で、頼む相手を選びます。相続した不動産は、売るまでに名義や税金、家族の事情が関わるので、そこまで気にかけてくれるかが大切だからです。

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  • 手元の査定額の根拠と、差が出た理由の見方
  • 売り出す前に確かめたい、名義・境界・特例の期限
  • 買い取りと仲介、どちらが合うか

代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。ほかの会社の査定書をお持ちの方も大丈夫です。

「査定を頼みたい。でも、何社に頼めばいいのか、どう選べばいいのか分からない」

相続した不動産を売るとき、多くの方がここで迷います。

何社に頼むか

決まりはありませんが、いくつかの会社に頼むと、値段の幅や、会社ごとの考え方の違いが見えてきます。多すぎると、比べるのが大変になり、連絡の対応にも追われます。

査定には、書類やデータだけで出す簡単な査定と、実際に家を見て出す査定があります。まず簡単な査定で目安を知り、そのあと何社かに家を見てもらう、という進め方もあります。

金額だけで選ぶと、困ることがある

査定額は、その値段で売れることを約束するものではありません。

高い査定額を見て頼んだものの、その値段では買う人が見つからず、何度も値下げをすることになった、ということもあります。売り出してから時間がたつと、「売れ残っている家」という印象を持たれやすくなることもあります。

私なら、この5つを聞いて比べます

不動産の仕事に40年近く携わってきて、私が「この質問への答え方で、相手が分かる」と思っているのは、次の5つです。

1. なぜ、この金額なのですか?

どの取引と比べて、どう考えたのか。根拠を分かりやすく説明してくれるかを見ます。

2. この家の、売りにくい点は何ですか?

よいところだけでなく、弱いところも正直に伝えてくれるかを見ます。

3. どう売り出して、どのくらいで売れそうですか?

売り出す値段、期間の見通し、広告の方法などを、具体的に話してくれるかを見ます。

4. 相続した不動産として、先に確かめることはありますか?

名義変更、境界、税金の特例の期限など、相続ならではの段取りを気にかけてくれるかを見ます。

5. 買い取りと仲介、どちらが合いますか?

会社が直接買い取る方法と、一般の買い手を探す方法の違いを、両方説明してくれるかを見ます。

家族みんなで比べる

兄弟で相続した場合は、査定の結果と、5つの質問への答えを、家族みんなで見られるようにしておくことが大切です。一人だけで決めると、あとで「なぜその会社にしたのか」と揉めることがあります。

私なら、チームで比べます

査定は不動産の分野ですが、名義は司法書士、税金は税理士、家族の取り決めは弁護士と、売るまでにはいくつもの分野が関わります。

もし私があなたの立場なら、それぞれの専門家が力を合わせてくれるチームを味方につけて、相続全体の段取りの中で、査定と売り方を決めます。

士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認しながら、ご家族にとって一番よい進め方を一緒に考えます。

よくある質問

Q. 査定を頼んだら、必ずその会社に売るのを頼まないといけませんか?

A. そんなことはありません。査定を比べたうえで、納得できる相手を選んでください。

Q. 査定額の差が大きくて、どれを信じればいいか分かりません。

A. 金額の差より、根拠の違いを見てください。条件をそろえて比べると、違いの理由が見えてきます。

まとめ

査定は何社かに頼んで比べると安心です。ただ、選ぶときは金額の高さより、根拠の説明や、相続ならではの段取りまで気にかけてくれるかを見てください。

あなたの側に立つチームと一緒に、納得できる相手を選びましょう。

違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。

一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一

→ 不動産会社に相談する前の準備は「相続した家を売りたいとき、不動産会社に相談する前に確認したいこと」のコラムもあわせてご覧ください。

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