結論:入居者のいるアパートを相続したら、早めに管理会社と話をすることが大切です。私なら、確かめたいことを一覧にして話を聞くと同時に、家族の中で「管理会社に指示を出す人」を一人に決めておきます。相続人が何人もいると、管理会社が誰の言うことを聞けばいいのか分からず、対応が止まってしまうことがあるからです。
【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること
- 管理会社に確かめたいことの一覧
- 家族の中で「指示を出す人」を決める進め方
- 聞いた内容をもとに、アパートをこれからどうするか
代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。管理会社の連絡先が分からなくても大丈夫です。
「親のアパートは、ずっと管理会社に任せていたらしい。自分は何も分からない」
管理会社は、入居者のことや建物のことを、いちばんよく知っている相手です。相続したあと、頼りになるパートナーになります。
まず、家族で「指示を出す人」を決める
遺産の分け方が決まるまでは、アパートは相続人みんなのものとして扱われることがあります。
そのあいだに、兄弟がそれぞれ別々に管理会社に連絡すると、管理会社は誰の指示に従えばいいのか分からなくなります。修理の判断や、入居者の募集が止まってしまうこともあります。
家族の中で、管理会社とのやりとりをする人を一人決め、そのことを管理会社にも伝えておきましょう。
管理会社に確かめたいこと
1. 相続の手続き
- 持ち主が変わったことを、どう伝えればよいか
- 家賃の振込先を、どう変えればよいか
- 亡くなってから、家賃がどう入金・保管されているか
2. 入居者のこと
- 部屋ごとの入居の状況と、家賃
- 家賃の滞納がある部屋はないか
- 今、入居者とのあいだで話し合い中のことはないか
- 次に契約の更新が来る部屋はどこか
3. 敷金のこと
- 入居者から預かっている敷金の額と、誰が保管しているか
4. 建物のこと
- これまでの修繕の記録
- 近いうちに必要になりそうな修繕と、その見積もり
- 空き部屋の状態と、募集の条件
5. 管理の契約のこと
- どこまでの仕事を任せているか
- 管理の手数料
- 契約の期間と、やめるときの条件
- 毎月の報告は、どんな形で届くか
6. 何かあったときのこと
- 夜間や休日に、設備が壊れたときの対応
- 大きな修理のとき、どこまで管理会社の判断で進めるか
私なら、管理会社をパートナーとして話します
不動産の仕事に40年近く携わってきて、私が大切だと思うのは、管理会社を、確かめる相手ではなく、一緒にアパートを守るパートナーとして話すことです。
親の代から長く付き合ってきた管理会社なら、建物や入居者のことを誰よりも知っています。これまでのお礼を伝え、これからもよろしくお願いしたいという気持ちで話を聞くと、必要なことを丁寧に教えてもらえることが多いのです。
そのうえで、管理の内容や費用に納得がいかないところがあれば、あとで家族で見直しを考えればよいのです。
私なら、チームで一覧を見ます
管理会社から聞いた内容は、契約のことは弁護士、税金は税理士、名義は司法書士、家賃や修繕の見通しは不動産と、いくつもの分野にまたがります。
もし私があなたの立場なら、それぞれの専門家が力を合わせてくれるチームを味方につけて、聞いた内容を一緒に見ながら、これからのアパートをどうするかを考えます。
士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認しながら、ご家族にとって一番よい道を一緒に考えます。
よくある質問
Q. 管理会社の連絡先が分かりません。
A. 通帳の引き落としや入金の記録、親の郵便物、アパートの掲示などに、管理会社の名前が書かれていることがあります。入居者に聞いてみる方法もあります。
Q. 管理会社を変えたいと思っています。
A. 契約をやめるときの条件を確かめてから決めましょう。変えるときは、入居者に迷惑がかからないよう、引き継ぎの段取りも大切です。
まとめ
入居者のいるアパートを相続したら、家族で指示を出す人を一人に決め、確かめたいことを一覧にして、管理会社と早めに話をしましょう。管理会社は、一緒にアパートを守るパートナーです。
あなたの側に立つチームと一緒に、これからのアパートのことを考えてください。
違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。
一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一
→ 相続した直後に確かめる契約は「賃貸アパートを相続したら」のコラムもあわせてご覧ください。
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