相続した実家の古いブロック塀、そのままにしてはダメなのですか?

相続した実家の古いブロック塀、そのままにしてはダメなのですか?

結論:相続した実家の古いブロック塀を、確かめないまま何年もそのままにしておくのは、おすすめしません。古いブロック塀は、地震や大雨のときに道を通る人やご近所にかかわることがあり、実家を売る・残すの判断にも影響するからです。私なら、ひびや傾きがないかを一度見て、直す・取りこわす・そのまま売るを、実家のこの先とあわせて家族で決めておきます。

【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること

  • 古いブロック塀の様子を、どこから見ればいいか
  • 直す・取りこわす・そのまま売るを並べた比べ方
  • だれが費用を出し、だれが決めるかの家族での決め方

代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。塀の写真が1枚あるだけでも、一緒に整理できます。

こんにちは。一般社団法人 士業会 代表理事の松本 淳一です。「どうしてダメなのですか?」シリーズでは、相続でよくいただく疑問に、私の考えをそのままお話ししています。

今回の疑問は「相続した実家の古いブロック塀、そのままにしてはダメなのですか?」です。親が建てた実家のまわりには、昔ながらのブロック塀がある。子どものころからずっとそこにあって、何も起きたことはない。空き家になった今、わざわざお金をかけて直すのもどうかと思う。そう感じる方は多いと思います。不動産の仕事に40年近く携わってきた私が、この疑問にどう答えるかをお話しします。

古いブロック塀を気にしてこなかったのは、自然なことです

はじめにお伝えしておきます。ブロック塀のことを今まで気にしてこなかったのは、決しておかしなことではありません。

ブロック塀は、毎日見ていると気づきにくいものです

ブロック塀は、家の外にあって毎日目に入るものです。だからこそ、少しずつ進むひびや傾きには気づきにくいのです。親御さんも、きっと同じだったと思います。

空き家になると、なおさら後回しになります

実家が空き家になると、家の中の片付けや名義のことで手いっぱいになります。家の外の塀まで気が回らないのは当然です。ダメなことではありません。

それでも、そのままにしない理由

私が「一度は見てください」とお話しするのは、次のような理由からです。

道を通る人やご近所にかかわることがあります

古いブロック塀は、地震や大雨、強い風のときに倒れたり、一部が欠けたりすることがあると言われます。実家の前の道を子どもたちが通学しているかもしれません。お隣の家に面しているかもしれません。空き家だと、変化に気づく人がいないので、なおさら心配です。

実家を売るときに、話題になることがあります

実家を売ろうとすると、買う人はブロック塀の様子も見ます。「この塀はどうするのか」と聞かれ、売る値段や条件の話に影響することがあります。先に様子を知っておくと、慌てずに答えられます。家の不具合と売るときの考え方は、相続した実家、家の不具合が分からないまま売ってはダメなのですか?でもお話ししています。

どこまでが実家の塀か、分からないことがあります

お隣との境にある塀は、どちらの家のものか、はっきりしないこともあります。直すにしても取りこわすにしても、先に確かめておかないと、ご近所との行き違いになりかねません。

ブロック塀について、まず確かめたいこと

私が相談を受けたときに、ご家族と一緒に確かめていることを表にまとめました。

確かめること 見るところ ポイント
ひび・欠け 塀の表面、上の部分 写真を撮って家族で共有する
傾き・ぐらつき 横から見た様子 まっすぐ立っているかを遠くから見る
高さ・長さ 道に面している部分 道を通る人にかかわる部分を確かめる
どちらの塀か お隣との境 図面や親の書類、ご近所の話で確かめる
実家のこの先 家族の希望 売る・残す・貸すとあわせて考える

まずは、写真を撮っておきます

実家に行ったときに、塀の正面、横、上の部分の写真を撮っておきましょう。写真があると、家族で話すときにも、専門家に見てもらうときにも役に立ちます。

お住まいの市区町村に、相談窓口がないか確かめます

市区町村によっては、ブロック塀の相談窓口や、支援の仕組みが用意されていることもあります。内容は地域によって違うので、実家のある市区町村に確かめてみてください。

直す・取りこわす・そのまま売る、をどう比べるか

ブロック塀をどうするかは、実家のこの先と切り離せません。

実家を残すなら、安全を先に考えます

実家をこれからも残すなら、塀の安全を先に考えます。直すのか、低くするのか、取りこわしてほかの囲いにするのか。費用と手間を並べて、家族で決めます。空き家の外まわりの手入れは、空き家の庭木、伸びたままにしておいてはダメなのですか?でもお話ししています。

実家を売るなら、先に直すとは限りません

売るつもりなら、お金をかけて直す前に、そのままの状態でどう見られるかを確かめます。買う人が自分で建て替えるつもりなら、直さないほうがよいこともあります。ただし、危ない状態なら、売るまでの間の安全は考えておく必要があります。

私なら、こう進めます

では、松本ならどうするか。一つの考え方としてお話しします。

まず、実家のこの先についてお聞きします

私なら、まず「実家をこれからどうしたいですか」とお聞きします。残すのか、売るのか、まだ決めていないのか。それによって、ブロック塀への向き合い方が変わるからです。

塀を含めた実家の値打ちと、売れる見込みをお伝えします

塀の様子も含めて、実家がどのくらいの値打ちで、売るとしたらどう見られそうかを、私の長年の経験からお伝えします。士業会では買取という方法もご用意していますが、それを前提にはせず、ご家族にとって一番よい道を一緒に考えます。

境や名義のことは、先生に確かめます

お隣との境がはっきりしないときや、名義がまだ親のままのときは、必要に応じて土地家屋調査士や司法書士の先生に確かめながら進めます。

士業会では、こんなふうにお手伝いします

士業会は、違う専門の仲間がワンチームになって、一人の相談者の問題を一緒に考える団体です。

まず代表の私、松本がお話を伺います

士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認します。塀の写真を見せていただくだけでも、整理するところから一緒に考えます。

遠方の実家のご相談も大丈夫です

相談は依頼ではありません。実家が遠くて、なかなか見に行けないという方も、まずはお話をお聞かせください。

よくある質問

古いブロック塀は、必ず直さないといけないのですか?

塀の様子や実家のこの先によって考え方が変わります。まず一度様子を見て、直す・取りこわす・そのまま売るを並べて家族で決めましょう。

ブロック塀が危ないかどうか、自分で分かりますか?

ひびや傾きは、写真を撮って見比べると気づきやすくなります。心配なときは、市区町村の相談窓口や専門家に見てもらうと安心です。

お隣との境の塀は、だれのものですか?

家によって違い、はっきりしないこともあります。図面や親の書類、ご近所の話で確かめ、必要に応じて先生に確認します。

実家を売る前に、塀を直したほうが高く売れますか?

必ずしもそうとは限りません。買う人がどう考えるかによるので、お金をかける前に、そのままの状態でどう見られるかを確かめましょう。

塀を直す費用は、兄弟でどう分ければいいですか?

実家にかかるほかのお金と一緒に書き出し、だれがどれだけ出すかを家族で決めておくと、あとでもめにくくなります。

士業会には、どうやって相談すればいいですか?

お電話か、ホームページの無料相談フォームからお気軽にどうぞ。まず代表の松本がお話を伺います。

まとめ

相続した実家の古いブロック塀を、今まで気にしてこなかったのは自然なことです。すぐにダメというわけではありません。

ただ、古いブロック塀は、道を通る人やご近所にかかわることがあり、実家を売る・残すの判断にも影響します。だから私なら、ひびや傾きがないかを一度見て写真に残し、直す・取りこわす・そのまま売るを、実家のこの先とあわせて家族で決めておきます。

「実家が遠くて、塀のことまで手が回らない」という方も、まずはお話をお聞かせください。

違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。

一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一

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