結論:相続した不動産を売る「一番よい時期」を、前もって言い当てることはできません。相場の先行きは、誰にも分からないからです。私なら、「待つ理由」と「待つあいだにかかるもの」を並べて比べます。はっきりした待つ理由がないなら、期限のある特例を生かせるうちに動く方が、手元に残るお金が多くなることがよくあります。
【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること
- あなたの場合に関係する、税金の特例の期限
- 待つ理由と、待つあいだにかかる費用の比べ方
- 売れる値段と、売るまでにかかる期間の見通し
代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。売ると決めていなくても大丈夫です。
「もう少し待てば、高く売れるかもしれない」
相続した実家を売るとき、多くの方がこう考えます。その気持ちは、よく分かります。
売る時期に関わること
1. 税金の特例の期限
- 相続した空き家を売るときの特例は、相続から3年後の年末までに売ることなどが条件です
- 相続税を払った人が売るときの特例にも、期限があります
- 反対に、相続税の特例の中には、申告の期限まで持ち続けることが条件のものもあります
2. 持ち続けるあいだの費用
固定資産税、管理、保険、修繕などの費用が、毎年かかり続けます。
3. 建物が古くなること
年月がたつほど、建物は古くなり、傷みも進みます。建物の値段は、一般に年数とともに下がっていきます。
4. 家族の事情
お金が必要な時期、家族の気持ちの整理、話し合いの進み具合なども、時期に関わります。
5. 季節
引っ越しの多い時期には、家を探す人が増えることがあります。ただ、季節だけで大きく値段が変わるとは限りません。
私なら、「待つ理由」と「待つあいだにかかるもの」を並べます
不動産の仕事に40年近く携わってきて、私が何度も見てきたのは、「もう少し待てば」と待ち続けるうちに、特例の期限を過ぎ、費用がかさみ、建物も古くなってしまったご家族の姿です。
だから私は、売る時期を考えるとき、次の2つを並べます。
待つ理由
- 家族の気持ちの整理に、時間が必要
- 相続税の特例の条件で、申告期限までは持ち続ける必要がある
- 近くで大きな開発があるなど、はっきりした理由がある
待つあいだにかかるもの
- 1年ごとの、固定資産税や管理の費用
- 特例の期限を過ぎた場合に、増える税金
- 建物が古くなることで、下がるかもしれない値段
「相場が上がるかもしれない」だけが待つ理由なら、それは誰にも分からないことです。待つあいだにかかるものと比べて、それでも待つかを考えます。
私なら、チームで時期を決めます
売る時期は、税金の特例は税理士、名義は司法書士、売れる値段と期間の見通しは不動産、家族の話し合いは弁護士と、いくつもの分野が重なります。
もし私があなたの立場なら、それぞれの専門家が力を合わせてくれるチームを味方につけて、待つ理由と待つあいだにかかるものを並べてから、売る時期を決めます。
士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認しながら、ご家族にとって一番よい時期を一緒に考えます。
よくある質問
Q. 相場が下がっていると聞きました。今は売らない方がいいですか?
A. 相場の先行きは、誰にも分かりません。待つあいだにかかる費用や、特例の期限と比べてから決めましょう。
Q. 売る年によって、固定資産税はどうなりますか?
A. 固定資産税は、毎年1月1日の持ち主にかかります。売った年の分は、買う人と日割りで分けることが多いです。
まとめ
相続した不動産を売る一番よい時期は、前もって言い当てることはできません。待つ理由と、待つあいだにかかるものを並べて比べることが大切です。
あなたの側に立つチームと一緒に、期限と費用を見ながら時期を決めましょう。
違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。
一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一
→ 税金と売却の予定の立て方は「相続税と不動産売却の両方が気になるとき」のコラムもあわせてご覧ください。
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