結論:兄弟の一人が相続した実家に住みたいとき、「住むか、売るか」の二択で話すと、ぶつかりやすくなります。私なら、住みたい理由と、住み続けたときの10年後の暮らしを一緒に確かめたうえで、住む人もほかの兄弟も納得できる形を、味方になるチームと探します。
【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること
- 住む人が実家を受け取る形と、兄弟へのお金の払い方
- 住み続けた場合の10年後の暮らし(修繕・税金・返済)
- 売りたい兄弟も納得しやすい約束の残し方
代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。兄弟のうちお一人からのご相談でも大丈夫です。
「兄は実家に住みたいと言う。でも、自分は売って分けたい」
相続した実家をめぐって、こうした食い違いはよく起こります。どちらの気持ちも、無理のないものです。
まず、「住みたい理由」を聞いてみる
住みたい理由は、人によって違います。
- 今もその家に住んでいて、引っ越す先がない
- 親の介護をしながら暮らしてきた家だから
- 思い出のある家を、自分が守りたい
- 仕事や子どもの学校の関係で、その場所を離れられない
理由によって、選べる形が変わります。売りたい側も、理由が分かると、ただの「わがまま」ではないと感じられることがあります。
住む場合の、主な形
- 住む人が実家を受け取り、ほかの兄弟にお金を払う(代償分割)
- 共有名義になっているなら、住む人がほかの兄弟の持分を買い取る
- 共有のまま住む場合、住む期間や費用の負担を決める
- 期限を決めて住み、その後に売る
どの形にも、よいところと難しいところがあります。共有のままにすると、実家全体を売るときは原則として共有者全員の協力が必要になり、話がこじれやすくなります。
私が必ず確かめる「10年後の暮らし」
不動産の仕事に40年近く携わってきて、私が見てきたのは、住むことを決めたあとで、住んだ人が苦しくなってしまう姿です。
- ほかの兄弟に払うお金のために、無理な借り入れをした
- 古い家の修繕費が、思っていたより大きかった
- 固定資産税や、家の維持の負担が重くなった
だから私は、住むことを決める前に、住む人の10年後の暮らしを一緒に試算します。払うお金、修繕の予定、税金、そして今の収入で無理がないか。住む人が困らないことも、兄弟みんなにとって大切なことだからです。
売りたい側の気持ちも、大切にする
売って分けたい兄弟にも、理由があります。今の生活のためにお金が必要だったり、管理の負担を背負いたくなかったり。
住む人だけが得をしていると感じると、兄弟の関係にひびが入ります。お金の払い方や住む期間の約束などで、売りたい側が納得できる形を探すことが大切です。
私なら、チームで両方の納得を探します
兄弟の話し合いは、家族だけだと感情がぶつかりやすいものです。
もし私があなたの立場なら、弁護士、司法書士、税理士、不動産の専門家が力を合わせてくれるチームを味方につけて、実家の値段、払えるお金、税金、書類の残し方を確かめながら、両方の納得を探します。
士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認しながら、ご家族にとって一番よい形を一緒に考えます。
よくある質問
Q. 実家に住んでいる兄弟は、家賃を払わなくていいのですか?
A. 住み始めた経緯や家族間の約束、実家の名義などによって扱いが変わります。一律に家賃が必要とはいえません。あとでもめないよう、住む期間と費用の負担を早めに話し合い、専門家と確認して形に残しましょう。
Q. 住みたい兄弟に、払うお金がありません。
A. 分けて払う、住む期間を決めてあとで売るなど、ほかの形を探せることもあります。無理のない方法を一緒に考えましょう。
まとめ
兄弟の一人が実家に住みたいときは、「住むか、売るか」の二択だけで決めず、住みたい理由と10年後の暮らしを確かめて、両方が納得できる形を探すことが大切です。
家族だけで抱え込まず、あなたの側に立つチームと一緒に話し合いましょう。
違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。
一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一
→ お金で公平にする分け方は「代償分割とは?」のコラムもあわせてご覧ください。
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