結論:思い出のある実家を手放せない気持ちは、説得して変えるものではありません。私なら、「売るか、売らないか」を話す前に、まず家族で実家とお別れする時間と方法を考えます。気持ちに区切りがつくと、その先の話が自然に進むことが多いからです。
【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること
- 気持ちの整理を待つあいだに、進めておける準備
- 「いつまでに決めるか」の決め方と、その間の費用
- 売ることになったときの、気持ちに寄り添う進め方
代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。売ると決めていなくても大丈夫です。
「頭では、売った方がいいと分かっている。でも、あの家がなくなると思うと、どうしても決められない」
実家には、家族の暮らしと、親との思い出が詰まっています。手放せないと感じるのは、とても自然なことです。
手放せない気持ちは、人によって違います
- 親が大切にしてきた家を、自分の代で手放すのが申し訳ない
- 子どもの頃の思い出が、家と一緒になくなる気がする
- 帰る場所がなくなってしまう寂しさ
- 親が亡くなったことを、まだ受け止めきれていない
家族の中でも、手放せない人と、早く決めたい人がいることがあります。どちらの気持ちも、責められるものではありません。
話し合いで、避けたいこと
- 「いつまでも持っていても仕方ない」と、理屈で説得する
- お金の話から始める
- 手放せない人の気持ちを、「わがまま」と受け取る
気持ちの問題に理屈で答えると、相手は「分かってもらえない」と感じ、かえって話が進まなくなります。
私なら、「お別れの時間」を先に考えます
不動産の仕事に40年近く携わってきて、私が何度も見てきたのは、家族でお別れの時間を持てたとき、気持ちが前に進む姿です。
たとえば、こんな方法があります。
- 家族みんなで実家に集まり、最後にゆっくり過ごす日をつくる
- 家の中や、柱の傷、庭の木などを、写真や動画に残す
- 思い出の品を、家族で分ける
- 法要など、家族が集まる節目を、一つの区切りにする
家はなくなっても、思い出がなくなるわけではありません。形を変えて残す方法を、家族で一緒に考えます。
すぐに決めなくてもいい
気持ちの整理には、時間がかかります。無理に急ぐ必要はありません。
ただ、何も決めないまま年月がたつと、家は傷み、費用はかかり続けます。「いつまでに決めるか」だけは、家族で決めておくと安心です。
その間も、名義変更や書類の整理など、どちらに決めても必要な準備は進めておけます。
売ることになったら
売ると決めたあとも、気持ちに寄り添う進め方はあります。
- 引き渡しまでの期間に余裕を持ち、家族で最後の日を過ごせるようにする
- 家を大切に使ってくれそうな人に、住み継いでもらいたいという思いを伝える
私なら、チームで気持ちとお金の両方を考えます
実家を手放すかどうかは、気持ちの問題であると同時に、お金、名義、税金の問題でもあります。
もし私があなたの立場なら、弁護士、司法書士、税理士、不動産の専門家が力を合わせてくれるチームを味方につけて、お金や手続きの見通しを立てながら、家族の気持ちが落ち着くのを待ちます。
士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認しながら、ご家族にとって一番よい道を一緒に考えます。売ることありきで話を聞くのではありません。
よくある質問
Q. 手放せないのは、自分だけです。兄弟に申し訳ない気持ちもあります。
A. その気持ちを、そのまま兄弟に伝えてみてください。「いつまでに決めるか」を一緒に決めることで、兄弟も安心できることがあります。
Q. 親が大切にしていた家を売るのは、親不孝でしょうか?
A. そうは思いません。家を持ち続けることで、家族が負担に苦しむことを、親が望んでいるとは限りません。家族が前を向いて暮らしていくことも、親の願いではないでしょうか。
まとめ
思い出のある実家を手放せない気持ちは、説得で変えるものではありません。まず家族で、お別れの時間と方法を考えてみてください。
「いつまでに決めるか」だけを決めて、あなたの側に立つチームと一緒に、気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。
一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一
→ 売るか残すかの比べ方は「相続した実家を売るか残すか迷ったら」のコラムもあわせてご覧ください。
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