結論:家族みんなが実家から遠くに住んでいるときは、「誰が、何を、いくらまで決めてよいか」を先に決めておくことが大切です。私なら、窓口になる人を一人決め、その人がすぐに動けるように、費用と判断の決まりをつくっておきます。何かあったとき、全員に相談してから動いていては、間に合わないことがあるからです。
【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること
- 窓口になる人と、すぐに決めてよい範囲の決め方
- 管理・税金・修繕の費用の分け方
- 売る・残すを見直す時期と、その先の選択肢
代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。遠方にお住まいの方も、お電話で大丈夫です。
「兄弟みんな、実家から遠くに住んでいる。誰も管理に行けない」
遠方の空き家では、管理そのものより、家族の中で役割が決まっていないことが、困りごとの始まりになることがよくあります。
遠方の空き家で、起きやすいこと
- 台風のあと、屋根や塀が傷んでいないか分からない
- 近所の方から、草木や郵便物について連絡が来る
- 役所から、空き家の管理についての通知が届く
- 誰に連絡すればいいのか、近所の方も分からない
そのたびに、兄弟で「誰が行く?」「費用は誰が出す?」と話し合っていると、対応が遅れ、近所との関係にも影響します。
家族で決めておきたい6つのこと
1. 窓口になる人
近所の方や、役所、管理を頼んだ会社からの連絡を受ける人を、一人決めます。
2. 役所からの郵便を受け取る人
名義を変える前は、固定資産税の通知などを誰が受け取るのかを、役所に届け出ることがあります。窓口になる人と、同じ人にしておくと安心です。
3. 費用の分け方
固定資産税、管理、修繕などの費用を、誰がどれだけ負担するか。立て替えた場合の精算の方法も決めます。
4. すぐに決めてよい範囲
「〇万円までの修理なら、窓口の人の判断で頼んでよい」など、すぐに動いてよい範囲を決めておきます。
5. 報告のしかた
見回りの報告や写真を、家族みんなが見られるようにします。家族のグループで共有するなどの方法があります。
6. 見直す日
「1年後に、売るか残すかを見直す」など、今の管理の形を見直す日を決めます。
近所の方に、連絡先を伝えておく
不動産の仕事に40年近く携わってきて、私がいつもお願いしているのは、近所の方に、窓口になる人の連絡先を伝えておくことです。
近所の方は、何かあったとき、誰に知らせればいいのか分からずに困っていることがあります。ご挨拶とともに連絡先を伝えておくと、何かあってもすぐに知らせてもらえ、関係もよくなります。
窓口になる人に、負担が偏らないように
窓口になる人は、どうしても負担が大きくなります。その分を、費用の分け方で調整したり、見直す日に役割を交代したりするなど、家族で話し合っておくことも大切です。
私なら、チームで決まりを形にします
遠方の空き家の管理は、名義は司法書士、費用や税金は税理士、家族の取り決めは弁護士、管理と将来の売り方は不動産と、いくつもの分野が重なります。
もし私があなたの立場なら、それぞれの専門家が力を合わせてくれるチームを味方につけて、家族の決まりを書面にし、見直す日にどうするかまで一緒に考えます。
士業会では、まず代表の私、松本がお話を伺い、必要に応じて先生方に確認しながら、ご家族にとって一番よい進め方を一緒に考えます。
よくある質問
Q. 窓口になる人が、なかなか決まりません。
A. 実家にいちばん近い人、連絡がとりやすい人など、決め方を先に決めると、話がまとまりやすくなります。負担の分、費用の分け方で調整することも考えましょう。
Q. 近所の方から、苦情が来てしまいました。
A. まず、窓口の人からお詫びと、これからの対応をお伝えしましょう。早めに見回りや手入れを頼むことも大切です。
まとめ
遠方の空き家では、「誰が、何を、いくらまで決めてよいか」を家族で先に決めておくことが大切です。窓口になる人を決め、近所の方にも連絡先を伝えておきましょう。
あなたの側に立つチームと一緒に、家族の決まりを形にしてください。
違う専門の仲間が、ワンチームであなたの問題を一緒に考えます。士業会を、あなたの味方に。
一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一
→ 管理を頼める相手は「空き家の管理は誰に頼める?」のコラムもあわせてご覧ください。
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