空き家になった実家

空き家になった実家。私なら、「決めない期間」にも期限をつけます

親が亡くなり、実家に誰も住まなくなった。

片付けにはまだ行けていない。売るのは寂しい。兄弟とも、きちんと話せていない。そうしているうちに、何年も過ぎてしまうことがあります。

私は、空き家になった実家を急いで売るべきだとは思いません。でも、いつまでに何を決めるかは、先に考えておきたいと思います。

【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること

  • 空き家の実家の名義と、確かめておきたい期限
  • 決めるまでの間、誰が管理し、費用をどう分けるか
  • 売る・残す・貸す・解体する、どの道から考えるか

代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。片付けが終わっていなくても大丈夫です。

空き家のままにしておくと、何が起こる?

人が住まない家は、傷みに気づきにくくなります。庭木や雑草、ごみなどが近所の迷惑になることもあります。管理の状態によっては、市区町村から改善を求められる場合もあります。

ただ、こうした話を聞いて「早く何とかしなければ」と思っても、すぐに動けるとは限りません。

不動産の仕事に40年近く携わってきて、私が見てきた空き家の多くは、単に放っておかれていたわけではありません。決めたくても、決められなかったのです。

決められないのには、理由があります

  • 名義が亡くなった親のままで、何から始めるか分からない
  • 兄弟で意見が違い、話を切り出しにくい
  • 思い出のある家を手放す決心がつかない
  • 荷物が多く、片付けを考えるだけで疲れてしまう
  • 売る場合の費用や税金が分からない

登記、家族の話、片付け、税金、不動産。それぞれ違う問題が重なっています。「売るか、残すか」と聞かれても、すぐには答えられなくて当然です。

私なら、まず「決めるまでの過ごし方」を決めます

もし私が、空き家になった実家を引き継いだ立場なら、いきなり売却は決めません。その代わり、次のことから整理します。

  1. 名義と相続の手続きは、どうなっているか
  2. 結論を出すまで、誰が家を見に行くか
  3. 管理にかかる費用を、誰が負担するか
  4. 売る場合に、期限のある税金の特例が関係するか
  5. 家族でいつ話し合い、いつごろ次の判断をするか

たとえば「今は残しておき、半年後にもう一度話す」と決めてもいいのです。その間の管理方法と費用も決まっていれば、残すことは一つの選択になります。

困るのは、残すと決めたわけでもないのに、誰が管理するか分からないまま時間が過ぎることです。

税金や登記の期限は、別に確認します

家族で「いつまでに考えるか」を決めることと、法律や税金の期限は別の話です。

相続登記には申請の期限があります。また、相続した実家を売る際に使える可能性のある税金の特例にも、家の状態や売る時期などの条件があります。すべての空き家に同じ特例が使えるわけではありません。

売るかどうかをまだ決めていなくても、先に確認すべき期限がないかは、司法書士や税理士に確かめておきます。

士業会では、まず松本がお話を伺います

士業会では、代表の私、松本が最初にお話を伺います。

実家にどんな思いがあるか。ご家族はどう考えているか。遠くに住んでいて管理が難しいのか。まだ何も決まっていなくても、そのまま話してください。

そのうえで、登記、税金、法律など専門的な確認が必要なら、内容に応じて司法書士・税理士・弁護士などの先生に確認します。先生方が全員そろって、最初から相談を聞く形ではありません。

売る、残す、貸す、解体する。答えは家ごと、家族ごとに違います。士業会は、仕事や売上を先に考えるのではなく、この方にとって何が一番よいかから考えます。

私たち以上に力になってくれる人たちが見つかったなら、そちらに相談してください。大切なのは、納得できる形で前に進めることです。

よくある質問

Q.遠くに住んでいて、実家を見に行けません。

誰が、どのくらいの頻度で家を確認するかを決めるところから始めましょう。家族だけで難しければ、管理を依頼する方法も含めて考えます。

Q.片付けが終わっていなくても相談できますか?

はい。片付ける前に相談して大丈夫です。亡くなった方に借金があり、相続放棄を考える可能性がある場合は、財産を処分する前に専門家へ確認してください。

Q.売らずに残すこともできますか?

もちろんです。ただ、誰が管理し、費用をどう負担するかまで決めておくことが大切です。貸すなど別の使い方についても、家の状態や場所を見ながら考えます。

まとめ

空き家になった実家は、急いで売らなくてもかまいません。

まず、必要な手続きや期限を確かめる。そして、結論を出すまでの管理方法と、次に家族で話す時期を決める。「今は決めない」なら、その期間をどう過ごすかを決めることから始めましょう。

士業会では、まず松本がお話を伺い、必要に応じて各分野の先生に確認します。一人で抱えず、今の状況を一緒に整理しましょう。

士業会を、あなたの味方に。

一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一

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