親が元気なうちに、まず聞いておきたいのは「実家を誰に渡すか」ではありません。「これから、どこで、どう暮らしたいか」です。その気持ちが分かってから、家のことを考え、必要なら制度を選びます。
【初回相談0円】相続不動産の無料相談で、一緒に整理できること
- 親の暮らしの希望と、実家をこれからどうするか
- 親の家の名義や管理費など、今のうちに確かめたいこと
- 遺言書・家族信託などが本当に必要かどうか
代表の松本が直接お話を伺います。相談は依頼ではありません。親とどう話せばいいか分からない段階でも大丈夫です。
「家族信託をしておいたほうがいい?」
「遺言書を書いてもらうべき?」
「実家の名義を今のうちに変えたほうがいい?」
親の将来を考えると、制度や手続きが気になります。でも、いきなりその話をすると、親には「もう家を手放せと言われている」と聞こえてしまうかもしれません。
まず聞きたいのは、これからの暮らしです
親は、これからも実家で暮らしたいのか。もし暮らしにくくなったら、どうしたいのか。家のことで、心配していることはあるのか。
答えは、子どもが想像しているものと違うかもしれません。
「家を残してほしい」と思っているかもしれませんし、「あなたたちの負担になるなら、売ってもいい」と思っているかもしれません。まだ決めていないこともあります。
決めてもらう前に、まず聞く。 私なら、そこから始めます。
判断する力が弱くなったあとでは、難しくなることがあります
親の名義の家を売る、貸す、贈与する。こうしたことは、親自身の意思を確かめて進める必要があります。認知症などによって契約内容を判断することが難しくなると、家族が代わりに進めたいと思っても、簡単にはできません。
その段階で利用できる制度の一つが成年後見です。ただし、後見人を誰にするかは家庭裁判所が判断します。家族が希望した人が必ず選ばれるわけではありません。また、成年被後見人が住んでいた家などを後見人が処分する際には、家庭裁判所の許可が必要です。
だからこそ、親が自分の希望を話せるうちに、暮らしと家のことを一緒に考えておく意味があります。
遺言書も家族信託も、最初に選ぶものではありません
準備の方法には、遺言書、家族信託、任意後見、生前贈与などがあります。でも、それぞれ目的が違います。
亡くなったあとの財産の渡し方を考えたいのか。判断する力が弱くなったあとの財産管理に備えたいのか。それとも、今の暮らしを支えるために家をどう使うか決めたいのか。
目的が違えば、合う方法も変わります。
特に、家の名義を親から子へ先に変える話は、税金や費用も関係します。「名義だけ変えておけば安心」と決めず、先に税理士などへ確認してください。
私なら、こんな順番で話します
もし私が、親と実家の将来を話すなら、最初から「相続の話をしよう」とは切り出しません。
まずは、「これからもこの家で暮らしたい?」「家で困っていることはある?」と、今とこれからの暮らしを聞きます。
そのあと、親が望むなら、家や土地の名義、管理にかかる費用、預金なども少しずつ整理します。兄弟姉妹と共有したほうがよい情報も、親の意向を確かめながら考えます。
親が話したくないときは、その場で答えを求めません。「いつでも話せる」と伝えて、機会を待つことも大切です。
士業会では、まず松本がお話を伺います
「親とどう話せばいいか分からない」という段階でも、ご相談ください。まず私、松本が、親御さんの暮らしや、ご家族が気にしていることを伺います。
必要に応じて、遺言や財産管理の法律上のことは弁護士・司法書士、税金は税理士、不動産の扱いはそれぞれの専門家に確認します。先生方が最初から全員そろって話を聞く形ではありません。
家族信託や遺言書をつくる仕事を先に決めるのではなく、親御さんにとって何が一番よいかを考えます。話し合った結果、「今は制度を使わず、家族で気持ちを共有しておく」という答えもあります。
よくある質問
Q.親が相続の話を嫌がります。
A. 「亡くなったあとの家の分け方」ではなく、「これからどう暮らしたいか」から聞いてみてください。すぐに答えを求めなくても大丈夫です。
Q.家族信託をしておけば安心ですか?
A. 家族信託が役立つ場合はありますが、すべての家族に必要なわけではありません。親御さんが何に備えたいのかを確かめてから、ほかの方法とも比べましょう。
Q.親に物忘れがあります。もう遅いですか?
A. 物忘れがあるというだけで、一律に何もできなくなるわけではありません。行おうとしている契約を親御さんが理解し、判断できるかが大切です。急いで名義を変えず、早めに専門家へ相談してください。
まとめ
親が元気なうちにできる一番大切なことは、制度を選ぶことより、親がこれからどう暮らしたいかを聞くことです。
士業会では、まず松本がお話を伺い、必要なことを必要な先生に確認します。親御さんの思いを出発点に、ご家族に合う道を一緒に考えます。
士業会を、あなたの味方に。
一般社団法人 士業会 代表理事 松本 淳一
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